「夫にしてあげなきゃいけないと思っていたこと」をやめた

昨日と一昨日の続き。

 

「夫にしてあげなきゃいけないと思っていたこと」をやめたら、「何その態度」ってキレられた。そりゃそうだ。いきなりやったらそうなるわな。

 

昨日の記事に書いたようなことを話したら、まぁ、なるほど、って感じになって、「無理させてたならごめん。そんなに無理してやらなくていい。でも明日からは普通にして」って言われて終わった。

 

昨日は時間も遅かったしそこで終わったけど、私の中ではまだ「普通」が何かわかってないんだよな。

 

昨日、無理にテンションを上げたりせず「テンション0」で過ごしたら、私的には気分の上がり下がりもなく、イライラしたりすることもなく、フラットな状態でいられた。

自分が「テンション0」なら、「こんなに頑張ってるのに」っていう意識もなくなるみたいで、相手の言動も気にならなくなるのかもしれない。

夫にとっては不快だったようだが。

 

でも逆に今まで頑張ってたってことなんだぞ。それをわかって欲しかったんだろうか。

今までは頑張ってたけどもう無理です、これが本当の私なんです、と主張したいんだろうか。

 

最初は全部「やりたくてやっていたこと」だったんだけどな。

喜んでほしくて、健康な身体で仕事頑張ってほしくて、美味しい栄養のあるご飯作ってたし。

笑ってほしくて、面白い話しようとしてたし。

疲れが軽くなればいいなと思って、遅い時間でも起きててご飯付き合ってたし。

いつから「してあげなきゃいけないこと」になっちゃったんだろう。

 

「自分が傷ついたことを自己申告しないと相手に気づいてもらえない、言動を改めてもらえないなんて悲しい」と少し前夫に言った。これまで何度も私ばっかり怒って泣いて訴えてきた。何度も何度もこんなことをさせられるなんて悲しい。

夫の無意識の言動、後から指摘しても本人は覚えていないような言動に何度もイライラして傷ついてきた。「そのときに言ってくれないとわからない」と言われたから、なるべく言おうとは思うけど、心についた傷が小さ過ぎて自分でも気づかない場合が多い。何か違和感を感じるけど、その原因が何なのかその瞬間にはわからず他のことに紛れてしまう。それが積み重なって、自分でも自覚できるほどになったときはもうコップの水は溢れている。

 

相手が間違った意味に受け取らないように伝え方を気をつけようとか、元気がなさそうだったら笑わせてあげようとか、自分が言ったことで相手がちょっと嫌な顔したら謝るとか弁解するとか、そういうことを私は日常的にやっているつもりなんだけど。そうやって気を遣い合うのがコミュニケーションの大原則なんだと思っているんだけど。

 

もしかしてこれが「女の察して」なのか?「女の察して」は男には全くわからないし意味がないってよく聞くけど、こういうことなの?

 

もしそうだとしたら、なんというか、絶望だな。

おばちゃんたちがよく言う「期待しちゃいけない」ってこれのことなのか?

 

そんなことを考えていたら、ごごナマに西川やすし・ヘレン夫妻が出ていた。結婚53年の二人のこれまでの話を聞いて泣いた。

ヘレンさんはお互いの両親の介護をしているとき、息が詰まってしまって、気づいたら車を走らせて京都へ向かっていたそう。比叡山に登って、山中のホテルで休ませてもらって目が覚めたら、私なんでこんなとこにいるんだろう?帰らなきゃ!って思えて、少し気持ちが軽くなってまた介護を頑張れたと言っていた。同じような気持ちの方がたくさんいると思う、息が詰まりそうになることもあると思うけど、上手に息抜きしてほしい、というようなアドバイスをしていた。

ヘレンさんすごいなぁ。これ以外のエピソードにも、ヘレンさんの心の大きさというか覚悟というか、そういうものが滲み出ていた。

 

今、コロナ禍で、ほとんど家にいて、たまに仕事に行くくらいしかしてないから、家の中の出来事に意識が向き過ぎてるのかもしれない。

出かけたり友達と会ったりすれば、些細なことはまぁいっかって思えるのかもしれないけど、そういうのもないし。職場でも距離取らないといけないし、喋り過ぎるのも危ないかなって意識もあるし、そういうのが重なって今の感じになっているのかもしれない。

 

これをやれば私は元気になる!っていうのがほしいな。コロナ禍でもできるストレス発散法というか、スイッチの切り替え方というか、そういうものを見つけたい。

 

今の私の課題はこの3つ。

・私の「普通」ってどんな状態なのか?

・私が求めていることは所謂「女の察して」なのか?

・コロナ禍でもできるストレス発散法、スイッチ切り替え法を見つける

 

3日間にわたっていろいろ書いたら、気が楽になった。

 

昨日、一昨日の記事はこちら。

 

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