20200615

朝イチでコーヒー特集をやっていた。「夜コーヒーを飲むと眠れません」という読者からの声。専門家曰く、カフェインを分解する酵素の量は人によって違うから、酵素が少ない人はなかなか分解できずにカフェインが残っちゃって眠れなくなる、とのこと。

私もまさにそれ。夕方以降に、コーヒー、紅茶、緑茶などなどカフェインが入ってるもの飲むと寝れなくなっちゃう。特にコーヒーは1日に1杯が限界で、たくさん飲んだり、一気に飲むと気持ち悪くなっちゃう。寝起きで濃いコーヒー飲むのもしんどくなる。お酒に強い弱いに酵素が関係してるっていうのは知ってたけど、カフェインも酵素が分解してるのは初めて知った。私はアルコール分解酵素は少なくないはずだけど(笑)、カフェイン分解酵素は少ないようだ。

あと、子どもの頃から、甘いものを一度にたくさん摂取するとしんどくなる。ケーキとか、シュークリームとか、カップアイスとか、一回で全部食べきれない。半分食べて残りは取っとくか、母に食べてもらってた。ジュースも一気に飲めない。ケーキ+ジュースとか絶対ダメ。すぐしんどくなる。

この「しんどい」っていうのがあんまり人に伝わらないみたいで、うまく説明できたことがない。クリームが重くて胃もたれするっていうことではない。食べ過ぎで気持ち悪いっていうのとも違う。急に体がずーんって重たく?なって、動けなくなるって感じ?動けるけど。他に似た現象がないから例えようがないんだよなぁ。今はもう自分の甘いもののキャパはわかってるし、最近はなってないからいいんだけど、これは何なんだろう?

自意識について考えようと思って、穂村弘のエッセイを読んだ。エッセイに村上春樹が出てきたから、村上春樹も読んだ。穂村弘曰く、村上春樹は、誰の自意識も傷つけずにみんなを気持ちよくしてくれて、かつ素敵、らしい。うーん、そうかなぁ?なんか村上春樹って、読んでるとイライラしてくるんだよなぁ。いまいち話も入ってこないし、で?ってなるし。自分のこと可愛い可愛いしてる男に腹立ってくる。そんな男を当然のようにありのまま受け入れる女しか出てこなくて気持ち悪い。いやいやいやいや、ってなる。村上春樹の小説も自意識過剰だからイライラしちゃうのかな?自意識過剰な穂村弘のエッセイは面白くて愛おしささえ感じるのにな。この違いは何だろう。自意識は最近のテーマだから、もう少し考えてみる。