嫌いな人との関わり方

偏った考え方はしたくない、いつも上機嫌で平穏に暮らしたいと思っている私にも、苦手な人はいる。嫌な気分にさせられる人には近づかないのが一番だけど、どうしても関わらなければならないときもある。今までは割り切れずモヤっとしたまま仕方なくやり過ごしていたけど、今日、名案を思いついた。

 

自分は小説家だと思えばいいのだ。自分は小説家で、取材のためにこの人と関わっている。そう思えば、多少の嫌なことは我慢できる、というか、むしろ積極的にその人に関わっていける。

イライラする、何なんだこいつって思うってことは、自分とは全く違った考え方、物の見方をしているということ。つまり、その人の言葉や発想は絶対に自分の中からは出てこない。自分だけでは作り出せないタイプの人物を、タダで、仕事関係の人なら給料をもらいながら、取材できると考えれば一石二鳥。どんどんその人のことを知りたくなる。そしてその取材中に被った苦痛があったとすれば、小説にぶつけれやればいい。その結果いい小説が書ければ一石三鳥。その小説がヒットすれば一石四鳥!

 

ただ苦痛だ、嫌だと思っているだけじゃなくて、どうすれば自分にとってのプラスできるかを考えれば、嫌いな人と関わることにも意味があるし、価値も見出せる。何事も自分の考え方次第だな。